2024-10-18
H市の家 上棟から続行で造作工事進行中です。桧の床用無垢板17㎜厚を松竹梅で選別し超仕上げをかけていきます。手間を惜しまない大工です。この枚数を一枚づつ石のかんでいる小口(端)を切り捨てて超仕上げ掛けて、六尺で良いところを選別し全て切りそろえます。玄関 リビング 人の目の付くところは良い物を、家具や調度品が来るところにはそれなりの物。無垢材は生き物なのでそれぞれ違いますがそれぞれ活躍してもらいます。
鉋仕上げで木の艶が美しいです。
杉の赤身も超仕上げをかけて外部に貼ります。赤身は水に強い芯材です。これに、いろは塗料の自然塗料を二度塗りしています。
外玄関の上が寂しかったので、お客さんに言わずに勝手に出窓からの繋ぎで庇を作成しました。
かっこいいなぁ~ おれがおれがではなく材料の持つ美しさをいかに調和をもって美しく仕上げるかですね。