2009-05-15
数奇屋風の入母屋です。瓦はいぶし瓦で土葺き、もちろん桧皮を敷いています。
棟には、アマキリ、マツカワを入母屋の袖瓦には中付け袖瓦を使用し、奥村建築の味が出ています。
リビング.・天井は一段上げて、杉の赤身のムク板、桧の腰板。
ホール・真壁で桧腰板、床板はカリンのムク板。
建具は杉のムク赤身。和室、仏間床の間もありスッキリとした和室がまた良いです。
土壁は外周と部屋の間仕切りの壁に全てついています。十六尺建ちでデザインもいいです。
大屋根と、下屋があるからかっこいいんですね。
構造、当社の見学会にお越しになられた方はご存知だとは、思いますが丸太だらけです。
これが職人の創る家です。
見えないところにも技術を発揮する職人のプライドを見ていただきたいです。
◇2009年5月完成◇



杉の竿天井

小縁框ムクのタモ材
腰板には桧を使用

かりんムク板

天井は一段上げて杉の赤身の板を張っています



【施工中写真】

